1年の行事・イベントカレンダー
日本の一年間の行事、イベントをまとめたカレンダーをご紹介しています。日本の一年の行事・イベント・記念日・祝休日を把握して、リズムよく日々を過ごしていきましょう!
1月 睦月(むつき)の主な行事・イベント
1月1日を元日と呼び、元日の朝のことを元旦としています。
1月2~7日 松の内
松の内とは正月の門松など松飾をしておく期間内のことです。「松は千歳を契り、竹は万歳を契る」と言われ、松と竹で神の依代の永遠を願うとのことです。松飾りを片づけることを松送りといいます。
七草粥を食べて一年間の無病息災を願います。
松の内最後の七日の朝は、食べ過ぎのお正月の胃腸の調子を整える意味もあるとのことです。
七草粥の材料は春の七種です。
芹(せり)、なずな、母子草(ははこぐさ)、はこべ、たびらこ、蕪(かぶ)、大根。
1月第2月曜日 成人の日
全国主要都市で成人式が開催されます。18歳が成人になりましたが、成人式は20歳でおこなわれることがほとんど。
女性は成人式の着物や前撮りを事前に準備する必要があります。
2月 如月(きさらぎ)の主な行事・イベント
季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、豆まきなどで邪気を追い払います。
その年の恵方を向いて恵方巻を丸かぶりする習慣もあります。
節分は一年の鬼門(鬼がやってくる)のタイミングとなります。豆は「魔滅(まめ)」「魔目(まめ)」に通じ、「魔物の目をめがけて豆を投げれば、魔を滅ぼす」との由来もあります。
節分で鬼門を通過し、二十四節気の立春で新しい季節がはじまるタイミングです。
女性から男性にチョコレートをプレゼントする習慣。近年は自分チョコ、友チョコなどチョコレートを食べる日として人気。
3月 弥生(やよい)の主な行事・イベント
ひな祭りは女の子の無事と健やかな成長を願う日。
元々は旧暦3月最初の巳の日。上巳の節句ともいいます。
2月中旬に雛人形を飾り、ひな祭りを過ぎたらすぐに仕舞うとよいとされています。2週間前後内の天気の良い日に仕舞うとよいですね。
3月中旬 春分の日
春が最も旺じる日。自然をたたえ生物をいつくしむ国民の休日。
3月中旬 春のお彼岸(春分の日+前後3日間)
春分を真ん中(中日)で挟み、春分3日前が「彼岸入り」、春分3日後が「彼岸明け」。
計7日間がお彼岸です。仏教では彼岸(あの世)にるご先祖様へ想いを馳せ、感謝をする時期とされています。
春のお彼岸は「ぼたもち」をお供えすることが多いです。
4月 卯月(うづき)の主な行事・イベント
4月上旬 入学式・入園式・入社式
保育園、幼稚園、こども園、小学校、中学校、高校、大学等で入園式・入学式が行われる時期です。
企業においては入社式が行われます。
4月末から5月初旬 ゴールデンウィーク
ゴールデンウィーク(GW)は各地の高速道路や一般道で渋滞することが多く、事前の交通情報の収集が必要です。
車での移動は事前準備が必要となります。
昭和天皇の誕生日。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という趣旨の国民の休日。
5月 皐月(さつき)の主な行事・イベント
5月初旬 八十八夜
夏も近づく八十八夜。
立春から数えて88日目で茶つみの時期とされる。
「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」という趣旨の国民の祝日。
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む」という趣旨の国民の祝日。
「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する」という趣旨の国民の祝日。
5月5日前後 端午の節句
男の子の成長を祝う日。一般的にはこどもの日と同日。こいのぼりや五月人形で成長を祝う。
5月第二土曜日 母の日
母親(義母、母親代わりの方)に感謝の気持ちを込めてカーネーションやギフトをプレゼントするのが通例。
6月 水無月(みなづき)の主な行事・イベント
6月10日前後 入梅
立春から数えて135日目。梅雨時期に入るという時期。
実際は前後することが多いが、梅雨入りのタイミングと考えておくとよい。
6月第三土曜日 父の日
父親(義父、父親代わりの方)に感謝の気持ちを込めてプレゼントや一緒にお祝いをするのが通例。
6月20日前後 夏至
一年の間で最も昼が長く夜が短い日。
7月 文月(ふみつき)の主な行事・イベント
7月7日 七夕
年に一度、彦星と織姫が出会う日。旧暦7月7日に「天の川」をはさんで最も光り輝いて見えることから七夕伝説が生まれたとされる。
短冊を笹の葉につるして願い事を飾る日。
7月第3月曜日 海の日
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨の国民の祝日。
7月20日前後 夏の土用の丑の日
「土用の丑の日」にはウナギやスタミナのつくものを食べる習慣がある。
夏の土用期間(夏の終わりの時期)の「丑」の日は1回または2回ある。
7月20日前後以降 夏休み
夏休み
幼児保育機関、小学校、中学校、高校などで夏休みに入る。大学や短大なども時期は違うが順次夏休みに入る。
8月 葉月(はづき)の主な行事・イベント
昭和20年(1945年8月6日)午前8時15分に広島に原子爆弾が投下された。推定でも約14万人以上が犠牲となる。
昭和20年(1945年8月6日午前11時2分に長崎に原子爆弾が投下された。推定でも約7万人以上が犠牲となる。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨の国民の祝日
太平洋戦争(大東亜戦争)・日本の第二次世界大戦の終結日。
全国戦没者追悼式の行われる日。
ポツダム宣言の宣言受諾決定、終戦の詔書が8月14日発せられ、翌15日正午ラジオ放送(玉音放送)にて国民に報じられる。
正式に終戦協定及び降伏が調印されたのは9月2日。
9月2日、日本政府は米戦艦ミズーリの艦上で降伏文書に調印。
8月13日~16日 お盆
お盆は、ご先祖様が彼岸・浄土から此岸・この世へ戻る時期とされています。
祖先の霊を祀る一連の行事です。盆提灯を飾ったり、ナスやきゅうりで精霊馬を作りご先祖様をお迎えします。
お盆は先祖や亡くなった方の魂を年に一度、この世へお迎えする、先祖や故人を大切に供養する期間と覚えておくとよいですね。
9月 長月(ながつき)の主な行事・イベント
9月全般 台風襲来が多い月
台風襲来が多くなる時期です。9月、10月は台風襲来が多い時期となっています。
関東大地震が発生した日。1923(大正12)年9月1日正午2分前に発生した。
マグニチュード7.9と推定され、近代化した首都圏を襲った唯一の巨大地震。
「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」ために制定された防災啓発デーとされています。
9月中旬、下旬 シルバーウィーク
秋の連休、シルバーウィーク。敬老の日、秋分の日などが連続で続く秋の季節の大型連休となりました。
9月20日頃~ 秋のお彼岸
秋分を挟み前後3日間を「秋彼岸」と呼ばれる秋のお彼岸です。
初日を彼岸入り、最終日を彼岸明けと呼びます。
秋のお彼岸は「おはぎ」をお供えることが多いようです。
「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」という趣旨の国民の祝日。秋の彼岸の中日です。
9月~10月中旬 十五夜
旧暦では8月15日が満月になる日。
中秋の名月とも呼ばれ、満月となります。
10月 神無月(かんなづき)の主な行事・イベント
10月第2月曜日 スポーツの日
スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」という趣旨の国民の祝日。
万聖節というキリスト教の祭日の前夜祭。「諸聖人の日」「全聖人の日」とも呼ばれる。
ちなみに翌11月1日万聖節はキリスト教のすべての聖人を記念する祝日。
日本では仮装パーティー等で人気。
「(トリック・オア・トリート:Trick or Treat)お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」」といって大人にお菓子をおねだりする風習があります。
11月 霜月(しもつき)の主な行事・イベント
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という趣旨の国民の祝日。
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」という趣旨の国民の祝日。
12月 師走(しわす)の主な行事・イベント
一年の間で最も昼が短く夜が長い日。
12月25日クリスマスの前夜祭。日本ではクリスマスイブが盛り上がり、この日の夜にサンタクロースのプレゼントとして子どもたちにプレゼントを送る。
ちなみに、クリスマスプレゼントが実はサンタでなく、親や保護者などから贈られていたと知る年齢はだいたい小学校4年くらいが多いとされる。(家庭環境で変化します。)
信仰や宗教に関係なくイベントやパーティーが行われる。
イエス・キリストの降誕を記念する祭。降誕日、聖誕祭、ノエルとも呼ぶ。「誕生日」ではなく、「誕生をお祝いする日」。Christがキリスト、masはミサ(礼拝)という意味になっています。
この日の前後で公的機関や企業が冬休み、年末年始の休みに入ることが多い日。
1年最後の日。年神を迎えることにちなむ行事。年越(としこし)、大つごもり、大年(おおとし)とも呼ばれる。
カニやすき焼きなどを食べることが多くなっています。
年越しそばを食べる風習があります。
除夜の鐘、NHK紅白歌合戦、新年を迎える初詣の準備などで忙しい日ともなります。