加藤諦三の名言集

心配しすぎる人は、心の底に敵意があります。

自分の要求は間接的でなく、直接的に表現すること。

自分を尊敬できる人は、他人も尊敬できる。

甘えようとしている人にとって、相手から甘えられるほど腹の立つことはない。

熱中するものがほしければ、まず第一に自分が実際の自分より立派なふりを自分と他人にしないこと。第二に他人に迎合しないこと。第三に自分にとって、心理的に最も困難と思えることをやってみることである。

ありのままの自分を受け入れられれば、自分へのこだわり、不安は消え、欠点や弱点さえも「自分らしさ」に思えてきます。

受け身の我慢で、人は不幸になります。

親からの子どもに対する最大のプレゼントは、積極的関心です。

本当のスーパーマンとは、自分の弱さを受け入れている人のことである。

自己実現している人は、矛盾に耐えられる。

絶望的な状況で人は絶望するわけではない。絶望した心理が、状況を絶望と感じるのである。

あまりにも長く辛いことが続くと、人は疑い深くなります。

高齢になったとき大切なことは、内面的成熟です。

人は愛と執着をよく間違えます。

本来の権利は必ず主張すること。

人は、自分を受け入れる程度にしか、相手を受け入れることはできない。自分の弱点を受け入れることができたなら、他人の弱点も受け入れることができる。自分の弱点を責めているかぎり、他人の弱点も許せない。

「こうでなければならない」と焦ることはない。

憎しみは変装がうまい。猛烈な仕事ぶり、声高な正義感、不自然な陽気さなど。

人間関係で大切なのは、意識ではなく無意識です。

不幸の原因は「欲張り」。

老後の事が不安になりだすと、今までは何でもない事が許せなくなります。

虚無感が胃を通して現れたのが、拒食症です。

人は困惑した時に騙されます。タチの悪い人はそういう時に人を狙います。

虚栄心をみたすためではなく、本当にやりたいこと、本当に好きなことを見つけ、自己実現や上達するための日々の努力を、コツコツと積み重ねられる心境に達すれば、やがて等身大の自分であったとしても幸せになれます。

神経症的傾向の強い大人は、「夢」を実現すれば、今抱えている問題が一気に解決すると思っている。

人は傲慢な人を認めたくない。

自己陶酔と自信の違いはなんだろうか。自信は周囲の人の同意を必要としない。しかし、自己陶酔は周囲の人の同意を必要とする。ナルシストは、周囲の人に「自分はすごいだろう」と同意を求めすぎるのである。そして、それが得られないと、傷ついて不満になる。

「お前は人間のクズだ」と叫ぶ人は、自分が人間のクズだと思っています。

やれるだけのことをやった時に、後悔は残りません。後悔している人は、やれるだけのことをやってない人です。

両親の不安、それは子どもの心を破壊します。

正直に話すことで悩みを解決する力が生まれます。それは絶望が希望に変わるときです。

寂しさにいかに耐えるか、この態度が人間の価値を決めます。

心に葛藤のある親の最大の癒やしは、子どもをいじめ抜くことです。

今が幸せなら過去のことは全て許せます。

何かを選択するということは何かを捨てるということ。

幸せになる人は、岐路や逆境に立たされたとき、楽なほうを選ばない。

世の中には「自由気まま」に生きているのに、なぜか人望が集まる人と、「いい人」になろうとがんばるのに、思い通りにいかない人がいます。

成功か失敗かということではなく、自分がやると自信がついてきます。

ひと目惚れは孤独の心理です。

自分で自分を凄いと思っている人は、心の底ではものすごく怯えています。

楽天的な人は嫌な体験を引きずりません。悲観的な人は嫌な体験をとことん引きずります。

額に汗して働いたお金だけが、価値があります。

何も決断しないことは、間違った決断をすることよりも悪いことです。

自信のある人は突っ張らないし、自分を受け入れている。自信のない人ほど自信を失う行動をし、幸せから遠ざかっていく。

人はさびしさから道を間違えます。

愛に基づく行動は愛を強化し、憎しみに基づく行動は憎しみを強化します。

私が私自身になる事が、人間の最大の責任です。親への責任はその次です。

失敗は、対処の仕方によって幸運に結びつきます。

息子の幸せは私の幸せ。自分の力で幸せになろうとしていないときです。