坂本龍馬の名言集をご紹介しています!
こちらで紹介している坂本龍馬の名言は実際の史実に基づいたものもありますが、坂本龍馬を有名にした司馬遼太郎「竜馬がゆく」からの出典もあります!
混迷の時代を明るく激しく駆け抜け、新しい時代の扉を開いた坂本龍馬の名言をご紹介します。
事は十中八九まで自らこれを行い残り一、二を他に譲りて功をなさむべし。
坂本龍馬の言葉で最も心に響くのがコチラ!!
事は十中八九まで自らこれを行い残り一、二を他に譲りて功をなさむべし。
何ごとも、特に大きな物事を成し遂げるときは98、99%くらいまでをやり遂げて、最後の仕上げの「功(功績とか名声とか結果とか)」はくれてやれ、譲ってやれ!というめちゃくちゃカッコイイ言葉ですね!
伝え聞くところでは坂本龍馬は「大政奉還」という大事を成し遂げたあと、「自分は自由な海で商売でもやる」といって最後の最後の美味しいところを他の人に譲ったそうです。
何もない自分が最後の最後まで残って美味しいところを持っていけば、周囲の嫉妬ややっかみを買うことはわかっていたという冷静な判断もあったとは思いますが、実際に最後の最後の美味しいところを他者にすべて譲るというのはなかなかできません。
また坂本龍馬には「議論は伝えたいことを最初に手短に伝える、あとは相手の言うことをよく聞く。決して議論で相手を叩きのめしてはいけない。議論で勝ってはいけない。その場の議論で勝ったとしても残るものは相手からの怒りだけでこれほど損をするものはない。」的な名言もあります。
坂本龍馬のように維新回天のような大事を成し遂げたいなら、功を求めず、やるべきことをのみをただやる、そして周囲の人を味方につけるために「大切なところと大切でないところを見極める」、「押すべきところと引くべきところをわきまえて進んでいく」ことが大事なのでしょう。
出会う有能な人、大人物から好かれて味方につけていった坂本龍馬の生き方、考え方、是非真似していきたいものです!
坂本龍馬の名言集
日本を今一度せんたくいたし申し候。
世の人は我を何とも言わば言え我が成すことは我のみぞ知る。
事は十中八九まで自らこれを行い残り一、二を他に譲りて功をなさむべし。
恥といふことを打ち捨てて世のことは成るべし。
何の志もなきところにぐずぐずして日を送るは実に大馬鹿者なり。
万事、見にゃわからん。
俺は着実に物事を一つずつ築き上げてゆく。現実に合わぬことはやらぬ。奇策とは百に一つも用うべきではない。九十九まで正攻法で押しあとの一つで奇策を用ればみごとに効く。奇策とはそういう種類のものである。
金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。金なんぞは、評判のあるところに自然と集まってくるさ。
暗ければ民はついて来ぬ。
今は力を培養するときだ。その時期を辛抱できぬのは男ではない。
何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから。
人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
財政の独立なくしては、思想の独立もなく、行動の自由もない。
人間というものは、いかなる場合でも、好きな道、得手の道を捨ててはならない。
志さえ持てば、前身がなんであろうとかわまぬことだ。
人間、不人気では何もできませんな。いかに正義を行おうと、ことごとく悪意にとられ、ついにはみずから事を捨てざるをえなくなります。
人の世に失敗ちゅうことはありゃせんぞ。
おれは落胆するよりも、次の策を考えるほうの人間だ。
男は喧嘩をするときには断乎喧嘩をするという第勇猛心をもっておらねば、いかに各論卓説を口にしていても、ひとは少才子としてかみてくれぬぞ。
男はどんなくだらぬ事でも死ねるぞという自信があってこそ、大事を成し遂げられるものだ。
人の運命は九割は自分の不明による罪だ。
生きるも死ぬも物の一表現に過ぎぬ。いちいちかかずらわっておれるものか。人間、事を成すか成さぬかだけを考えておればよい。
四、五十人も人数が集まれば一人くらいは異論者はいる。いるのが当然でもある。その一人ぐらいの異論を同化できぬ己を恥じろ。
人よりも一尺高くから物事を見れば、道はつねに幾通りもある。